おはようございます!
ついに、入院して3回目の日曜日です。
今週は、お見舞いラッシュでした。
お見舞い以外にも、励ましのメッセージをたくさん頂いていまして、本当にありがたいことです。
自覚症状なく、元気にやっているとは言え、正直気持ちはへこんでいる部分も多々ありまして、
皆さんのお気遣いに、本当に励まされています。
さて、今回は人間ドックをきっかけに発覚した、この病気。
なんだか良く分からない病気なので、通院を始めたころから自分なりに勉強し始めたのですが、知れば知るほど厄介ですw
お見舞いに来て頂いた方々に、ご紹介している内容なのですが、ご心配頂いている皆さん向けに、
ここでも紹介したいと思います。
恐縮ですが、ちょっと長くなります。
間質性肺炎:
普通の肺炎とは違いまして、肺の間質という部分に炎症がおきます。
肺はスポンジ状の臓器で、空気の入る隙間と構造を支える壁の部分があります。
この壁の内側を間質と言いまして、0.01mmくらいの厚さだそうです。
この壁(肺胞壁)の空気の入る側の表面を細菌などに侵されて炎症が起きるのが、通常の肺炎です。
間質性肺炎は、アレルギー反応など主に免疫の異常で壁の内部に炎症が起きる病気です。
炎症が治まって、そのまま元に戻る場合もあれば、炎症を起こした部分が繊維化して硬くなり、
ガス交換が出来ない状態から元に戻らない状態になる事もあります。
自覚症状は主に呼吸困難として現れるようで、初期だと少し動いた時だけ息苦しくなる労作時呼吸困難などがあります。
私の様に健診で判明した場合は、自覚症状一切無しということもあるようです。
間質性肺炎には、様々なタイプがあります。
大きく2つに別れまして、原因の分かるタイプと原因不明(=特発性)のタイプがあります。
原因不明の特発性間質性肺炎は国の難病にも指定されています。
原因の分かるタイプでは、薬の副作用によるもの、空気と一緒に吸い込んだ物質(埃、カビ、アスベストなど)へのアレルギー、原因になる別の病気がある場合(膠原病など免疫異常の病気)があるそうです。
原因が明らかなタイプは、その原因を取り除くことが出来れば治療も効いて比較的治りやすい場合が多いようです。
特発性間質性肺炎は、10万人に20人ぐらいの罹患率だそうで、肺がんの10万人中121人に比べれば比較的珍しい病気と言えそうです。
原因不明の方は、さらに7つのタイプに分かれます。
7タイプのうち、一番多い(80%くらい)のは肺線維症という病気で、この病気は明らかに効果があると認められている治療法がほとんどありません。
肺線維症はとても治りにくい病気で、診断から5年後の死亡率は50%以上と言われています。
ちょっと怖い情報なのですが、肺線維症は高齢の方に多いので、副作用の多い治療を避けることが多いなど、私の年齢からすると少し偏りがあるように思えます。
私の状況:
人間ドックをきっかけにCT画像からこの病気が見つかりました。
呼吸機能には問題がなく、酸素も行きとどいているので、特に自覚症状も体調不良もありません。
しかしながら、肺には明らかに損傷があり、一部は不可逆と考えられる変化があるそうです。
唯一実感できるのは、呼吸に混じる「捻髪音」という独特の音。
どうしても自分でも聞きたくて、看護師さんにお願いして聴診器を借りて試行錯誤してみました。
聴診器で聞いてもかすかな音なのですが、自分でも聞き取る事が出来てようやく実感できました。
ここまでいろいろな検査をして来たのですが、まだ決め手となるような原因が分かっていません。
当初は、同じく5〜6年飲んでいた肥満対策の漢方薬と尿酸を下げる薬による薬剤性が疑われたのですが、検査では否定的な結果しか出ませんでした。
では、いよいよ特発性か?と心配したのですが、医師の説明からすると、特発性でもぴったり当てはまるようなタイプがないのだそうです。
原因は分からないのですが、画像やバイオマーカーの値から病気が進行している事がハッキリしたので、入院後すぐに治療を始める事になりました。
検査の結果から、ステロイドの効果があまり期待できないという事が分かり、肺の炎症を抑えるエラスポールという薬を2週間投与する事になりました。
詳しい結果は週明けに分かるのですが、状態は良い方向に向かっているようです。
専門家の医師にも決めてがつかめない現状で、今後も原因を一つずつつぶしながら継続的に経過観察を続けて行くことを勧められています。
入院・治療してスパッと治って退院なら良かったのですが、少し長い闘いになりそうです。
なんだか、モヤッとしてて気持ち悪い感じですが、
心配して凹んでばかりではもったいないので、元気に過ごして早目の復帰を目指したいと思います!!
というわけで、引き続き応援よろしくお願いしますwww
ついに、入院して3回目の日曜日です。
今週は、お見舞いラッシュでした。
お見舞い以外にも、励ましのメッセージをたくさん頂いていまして、本当にありがたいことです。
自覚症状なく、元気にやっているとは言え、正直気持ちはへこんでいる部分も多々ありまして、
皆さんのお気遣いに、本当に励まされています。
さて、今回は人間ドックをきっかけに発覚した、この病気。
なんだか良く分からない病気なので、通院を始めたころから自分なりに勉強し始めたのですが、知れば知るほど厄介ですw
お見舞いに来て頂いた方々に、ご紹介している内容なのですが、ご心配頂いている皆さん向けに、
ここでも紹介したいと思います。
恐縮ですが、ちょっと長くなります。
間質性肺炎:
普通の肺炎とは違いまして、肺の間質という部分に炎症がおきます。
肺はスポンジ状の臓器で、空気の入る隙間と構造を支える壁の部分があります。
この壁の内側を間質と言いまして、0.01mmくらいの厚さだそうです。
この壁(肺胞壁)の空気の入る側の表面を細菌などに侵されて炎症が起きるのが、通常の肺炎です。
間質性肺炎は、アレルギー反応など主に免疫の異常で壁の内部に炎症が起きる病気です。
炎症が治まって、そのまま元に戻る場合もあれば、炎症を起こした部分が繊維化して硬くなり、
ガス交換が出来ない状態から元に戻らない状態になる事もあります。
自覚症状は主に呼吸困難として現れるようで、初期だと少し動いた時だけ息苦しくなる労作時呼吸困難などがあります。
私の様に健診で判明した場合は、自覚症状一切無しということもあるようです。
間質性肺炎には、様々なタイプがあります。
大きく2つに別れまして、原因の分かるタイプと原因不明(=特発性)のタイプがあります。
原因不明の特発性間質性肺炎は国の難病にも指定されています。
原因の分かるタイプでは、薬の副作用によるもの、空気と一緒に吸い込んだ物質(埃、カビ、アスベストなど)へのアレルギー、原因になる別の病気がある場合(膠原病など免疫異常の病気)があるそうです。
原因が明らかなタイプは、その原因を取り除くことが出来れば治療も効いて比較的治りやすい場合が多いようです。
特発性間質性肺炎は、10万人に20人ぐらいの罹患率だそうで、肺がんの10万人中121人に比べれば比較的珍しい病気と言えそうです。
原因不明の方は、さらに7つのタイプに分かれます。
7タイプのうち、一番多い(80%くらい)のは肺線維症という病気で、この病気は明らかに効果があると認められている治療法がほとんどありません。
肺線維症はとても治りにくい病気で、診断から5年後の死亡率は50%以上と言われています。
ちょっと怖い情報なのですが、肺線維症は高齢の方に多いので、副作用の多い治療を避けることが多いなど、私の年齢からすると少し偏りがあるように思えます。
私の状況:
人間ドックをきっかけにCT画像からこの病気が見つかりました。
呼吸機能には問題がなく、酸素も行きとどいているので、特に自覚症状も体調不良もありません。
しかしながら、肺には明らかに損傷があり、一部は不可逆と考えられる変化があるそうです。
唯一実感できるのは、呼吸に混じる「捻髪音」という独特の音。
どうしても自分でも聞きたくて、看護師さんにお願いして聴診器を借りて試行錯誤してみました。
聴診器で聞いてもかすかな音なのですが、自分でも聞き取る事が出来てようやく実感できました。
ここまでいろいろな検査をして来たのですが、まだ決め手となるような原因が分かっていません。
当初は、同じく5〜6年飲んでいた肥満対策の漢方薬と尿酸を下げる薬による薬剤性が疑われたのですが、検査では否定的な結果しか出ませんでした。
では、いよいよ特発性か?と心配したのですが、医師の説明からすると、特発性でもぴったり当てはまるようなタイプがないのだそうです。
原因は分からないのですが、画像やバイオマーカーの値から病気が進行している事がハッキリしたので、入院後すぐに治療を始める事になりました。
検査の結果から、ステロイドの効果があまり期待できないという事が分かり、肺の炎症を抑えるエラスポールという薬を2週間投与する事になりました。
詳しい結果は週明けに分かるのですが、状態は良い方向に向かっているようです。
専門家の医師にも決めてがつかめない現状で、今後も原因を一つずつつぶしながら継続的に経過観察を続けて行くことを勧められています。
入院・治療してスパッと治って退院なら良かったのですが、少し長い闘いになりそうです。
なんだか、モヤッとしてて気持ち悪い感じですが、
心配して凹んでばかりではもったいないので、元気に過ごして早目の復帰を目指したいと思います!!
というわけで、引き続き応援よろしくお願いしますwww