CNETの記事なのですが、

UCC、Twitterを使用したPR活動で謝罪--botでキャンペーン告知を大量送付


これは、ヒドイ・・・

私の顧問先もWEB上でのプロモーションをやっているので、他人事ではありません。
ボットを使ったスパムツイートをUCCという大手企業がやってしまった事を問題視する論調が基本だと思いますが、私はちょっと違う感想を持ちます。

おそらく、制作会社が企画を鵜呑みにしてボット作ってしまったんだろうなと。
もしくは、この企画に携わったそれぞれの企業にWEB上でのプロモーションの基本的なノウハウすらなかったか・・・

決してtwitterという新しいメディアだからというトラブルではないと思います。
プロフェショナリズムの欠如ではないかと。


WEBのプロモーションも、IT業界でいうところの「プライマリベンダー」はよく名前を聞くような大手広告代理店です。
例によって、この下に多重請負構造が存在するワケです。

WEBというメディアについて、一番ノウハウを持っているハズの制作会社が一番下層なのです。

無責任な多重請負構造の中で誰も意見しなかったのでしょうか?


ちなみに、私の顧客企業はこの点に対してきちんと考慮している素晴らしい企業です。

・・・って、私と契約しているという事ですが(笑)
すみません、手前味噌です。言い過ぎです。。。


プロモーションの事を熟知している会社と、そのメディアに精通している我らITベンダーがガッチリと協業しています。

おそらく、うちのお客さんだったら、代理店から今回のような企画が相談されたら、私に相談する前に「ヤバイですよ。」って伝えると思います。

そして、もっと安心で面白いtwitterプロモーション企画を提案したでしょう。

残念です。

UCCさん、これからは「誰が制作するのか?」が代理店選びもしくは、企画コンペの新基準かもしれませんよ。