休日なので、(関係あるのか?)連載はちとお休みして。

昨日、飲みに誘われて、面白い話を聞いたので書いておきます。
システム会社を経営しつつ、IT系の人材派遣会社のコンサルや顧問をしている方からのお誘いでした。

人出しシステム会社の人材の扱い方について語ってくれました。

Sier系の会社は、人を集めるのにITスキルばっかりこだわって、ヒューマンスキルのチェックがきちんとできてない。

そのため、現場でお客さんに気に入られないので長続きしないことが多い。
また、そもそもSier系の会社はマーケティングが苦手で満足な営業ができないので、規模勝負になって単価は叩かれがち。

逆にヒューマンリソース系の会社は、ヒューマンスキルのチェックはばっちりだけど、ITスキルチェック(マッチング)が弱い。

そのせいで、現場に行った人間が赤っ恥かくなんてこともある。
営業は大得意だから、いい値段で仕事を取ってくるけど、うまくいかないのでお客さんからの信頼が薄い。

この偏りを認識して、外部のコンサルで補っているところもあるようですが、それはまだ少数派だそうです。

両方おさえられる会社の仕事は、おそらく非常にやりやすいでしょう。
あとは、当人のポテンシャルとか志向性まで考えてくれる会社があればベストなんでしょうけど。
そんなことのできる会社は、ほとんどないようです。

皆さんの周りの会社はどうですか?

この話の考察は、また別の回で書こうと思います。